「7つの習慣」は、1989年にアメリカで出版され、現在までに世界中で3000万部を超えて売れ続ける大ベストセラーとされています。成功哲学や人生哲学について書かれた内容です。
著者のスティーブン・R・コヴィーさんは、多くの成功本はテクニックにばかり焦点を当てているのに対し、優れた人格形成こそが成功をもたらすという哲学を見出し、執筆をされています。私は目からウロコの学びを得られ、座右の書といって過言ではないかもしれません。
この名著、私は齢40を超えて読みました。もっと早く出会うべきであったでしょうか。。。いや、出会いはしかるべき時に訪れたのでしょうか。。。悩
それぞれの習慣と自分なりの要約解釈を付け足しています。
7つの習慣
- 主体的である…すべては自分の責任であると考えること、と解釈しています。
- 終わりを思い描く事から始める…人生の目的地を設定することが大切。
- 最優先事項を優先する…緊急度の高い事ではなく、重要度を優先する事。
- Win-Winを考える…相互利益やお互いの満足。1+1=2以上の力を発揮。
- まず理解に徹し、そして理解される…自分の意見を言う前にまずは相手の意見を理解せよ。
- シナジーを作り出す…自覚、想像、良心、意思を総動員して最高のシナジーを作り出す。
- 刃を研ぐ…常に自分の価値と能力を高める再新再生習慣。
この他に私が注目せずにはいられない著者の習慣は「瞑想」です。
著者のスティーブン・R・コヴィーさんは、「第7の習慣 刃を研ぐ」の中で「瞑想」について触れています。
- 毎日聖書を読み、祈り、瞑想することが精神の再新再生になっている。
- 聖書を読んで瞑想していると、精神が再生され、強くなり、自分の中心を取り戻し、人に仕える新たな決意が湧いてくる。
というものです。
中でも「自分の中心を取り戻す」という表現、これは私がしばしば見聞きする、坐禅によって「本来の自分に立ち返る」という表現と一致しました!
スティーブン・R・コヴィーさんと世代や文化や場所を超えて繋がっているような感覚を得ました。
改めて坐禅や瞑想の素晴らしさを感じました。これは私なりの再新再生でしょうか。笑
日々少しの時間、静かに坐ってみてください。
あなたの人生が成功に近づきますように!
完訳7つの習慣 スティーヴン・R.コヴィー/フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社 FCEパブリッシング(キングベアー出版) 2013年08月 売り上げランキング :
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