こんにちは。
かつて総合格闘技の頂点に君臨した男、ヒクソン・グレイシーさんをご存知でしょうか。実は私、以前は名前ぐらいしか知りませんでした。私が坐禅をしたり、坐禅に関する興味関心を持って調べ物をするようになる中で、ヒクソン・グレイシーさんが坐禅人だったという事を知りました。
目次
ヒクソン・グレイシーと坐禅
ヒクソン・グレイシーさんはブラジル人の柔術家で元総合格闘家です。グレーシー柔術の創始者を父に持ち、自身もグレイシー柔術に所属していらっしゃいます。
彼は現役時代、試合前の最終調整として山籠もりをしていました。「自然の中を走る」「坐禅をする」「深呼吸を行う」これらによって調子を調え、メンタルを高める。そして自分の全てを調えて、試合に集中できるコンディションを作っていったそうです。
坐禅によって集中力が高まったり、直感が研ぎ澄まされたりという現象は見聞きしますし、私も体感していますが、総合格闘家の方の意見はとてもリアリティーがあります。
400戦無敗の男
そんな彼の総合格闘技戦歴は実に無敵です。
- 1994年 VALE TUDO JAPAN OPEN 1994 優勝(トーナメント3戦全勝)
- 1995年 VALE TUDO JAPAN OPEN 1995 優勝(トーナメント3戦全勝)
- 1997年 PRIDE.1にて高田延彦に一本勝ち
- 1998年 PRIDE.4にて高田延彦に一本勝ち
- 2000年 コロシアム2000にて船木誠勝に一本勝ち etc
その後、総合格闘技の大会を退かれました。
なんと、総合格闘技大会にて完全無敗の記録をお持ちです。「400戦無敗の男」という異名は伊達ではありません。
◇「ヒクソン・グレーシーVS高田延彦」の試合リンク貼っておきます。手に汗握りました。youtube
ヒクソン・グレイシーの現在
グレイシーさんは総合格闘家として引退されています。後進を指導する立場として活動されている傍ら、映画に出演したり、本を出版されるなどされました。現在は母国であるブラジルに戻り生活をしていらっしゃるようです。
しめくくり
「400戦無敗の男」が坐禅によって精神を鍛えていたという事に、改めて「坐禅」の深さを知るところです。常に「今この瞬間」に集中する坐禅が、一瞬一瞬の決断が勝敗を決する格闘技にも合致したということが伺えます。
ちなみに、禅の開祖である達磨大師も「拳法」の達人だったという伝説があります。その達磨大師が開いたのが「少林寺」です。拳法で虎と戦ったなど、どこまでが本当なのかファンタジーのような伝説ですが、想像を様々に膨らませてくれます。
以上、お読みいただきありがとうございました。
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◇参考文献
- ヒクソン・グレイシーに聞く 格闘技のメンタル養成・克服法 - eFight 【イーファイト】 格闘技情報を毎日配信!
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ヒクソングレイシーの今現在!引退理由とその後の活動・格闘技との関わりまとめ | Celeby[セレビー]|海外エンタメ情報まとめサイト