こんにちは。映画のご紹介です。
「禅 zen」
舞台は約750年前の鎌倉時代。
日本に禅を教えた道元禅師の生涯を題材にした映画です。
修行はただただ坐ること。誰の中にも仏はある。
道元禅師がどうやって禅にたどりついたのか、どうやって人々を救っていったのか、どういう経緯で京から遠く福井の山奥に永平寺を建立したか、などなど映画の中で語られています。
映画の中で坐禅シーンが何度もありますが、主演の中村勘太郎さんが、とても基本に忠実に坐禅をしておられます。坐禅の姿勢もとても綺麗で参考になります。おそらくかなり練習されたのでしょう。
「禅」と聞くと、難しい題材に思われるかもしれませんが、とても分かりやすい作品だと思います。道元禅師や周りの人間との関わりをドラマとして描いており、素直に楽しめました。
これから禅や坐禅を知りたい方にはぴったりの入門的映画といえると思います。
映画を見た後に永平寺へ訪問してみたり、お近くのお寺の坐禅会に参加されたら、より感動が高まるかもしれません。
ご自宅での生活を有意義に過ごしていただきたい作品です。
以上、ご参考にしていただけましたら幸いです。
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