こんにちは。
とても面白く、参考になった本をご紹介します。
ミュージシャンとして知られるGACKTの自叙伝的な内容で、これまでどうやって成功を収めてきたか、成功したい人間に伝える事などが書かれています。学生時代の話、デビュー前の話、酒の席での話、実業家としの話。
ちょっとどこまで本当の話なのという、ブッ飛びすぎた話が満載です。
- ケンカに明け暮れていた学生時代、ガードレールの板を外して相手の家の窓に投げ込んだエピソード。
- 駆け出しの頃、新宿で道行く女性に片っ端から声をかけ、金銭的な援助をしてくれる人を探していたこと。そして今でも当時援助してくれた彼女たちとの縁は続いていること。
- 若手の頃、偉いさんとの飲みの席でテキーラをコップに5杯も一気飲みした話。
- ミュージシャンとしての傍ら、事業家として様々なビジネスに携わっていること。 などなど
私がGACKTに興味を持った理由は、彼がスピンドルという仮想通貨の経営に参画していた事を知ったからです(通称「GACKTコイン」)。このスピンドルは2018年にICO(新規仮想通貨公開)されました。残念なことに現在価格はかなり価値が下がってしまっています。
仮想通貨の話はさておき、
この「GACKTの勝ち方」、結構胸に響くポイントがありました。いくつか列記します。
- 「知覚動考」ともかくうごこう。動きながら知ったり覚えたりする方が良い。…これは19歳当時のGACKTがとある方から教えてもらった大切な言葉だそうです。
- 「言霊」はある、夢を言葉にすると強くなる。
- 「お金」「時間」「仲間」この三角形が美しく、正三角形かつ大きな面積にならなければ人生において成功とは呼べない
- 飛行機でエコノミークラスに乗る人たちはエコノミーに乗る人たちとしか出逢えない。上のクラスに乗ればそのクラスに乗ることができる人に出逢う。
- 吉田松陰の言葉「夢なき者に理想なし 理想なき者に計画なし 計画なきものに実行なし 故に、夢なき者に成功なし」 などなど
思えば、私がブログを始める踏ん切りがついたのは、このGACKTさんの影響もあります。「知覚動考」ともかくうごこう、これです。
禅語でいうところの「禅即行動」ぜんそくこうどうと意味が近いと感じます。
そして、本書の巻末あたりにGACKTがWORLD PEACE(世界平和)に取り組んでいる旨の内容がありました。フィリピンでの「ストリートチルドレン独立支援プロジェクト」に協力している旨の文章が特別収録として記載されています。
とても素敵な活動をされています。
お恥ずかしながら、私も坐禅がちょっとだけ世界平和につながる可能性を感じています(過去の記事にて)。そうした事もあり、GACKTの本書を私のブログで紹介させていただきました。
以上、ご参考になりましたら幸いです。
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