参考になった書籍をシェアさせていただきます。
「99%の会社はいらない」堀江貴文 ベスト新書
言わずと知れたホリエモンさんの著書です。衝撃的なタイトルなので、ご存知の方も多いかもしれません。
本書の中で私が学びを得たポイントを列記させていただきます。
・これからの時代の幸せは自分の時間をいかに生きるかで決まる。
・別に一つの仕事に限定せずに、いろんなことをしていいのだ。僕なんていつも「100束のわらじ」を履いている気分で生きている。
・Googleには「20%ルール」というものが存在しており、就業時間の20%以内であれば、会社の設備を自由に使って好きにして良いという制度がある。
・人間が行うことには必ずといっていいほどヒューマンエラーが付きまとうことになる。だからこそ、その原因を見つけて、どのようにしたらヒューマンエラーを減らせるかを考えて改善する。
・最近ではさらなる効率化を目論み、チームコミュニケーションアプリ『Slack』に議論の場を寄せるようにしている。
・予防医療によって個人の医療費が削減されると、結果として国の財政を圧迫する医療費を大幅に削減することにもつながっている。
・いまの僕には家もなければ、車もない。お金持ちの人は家庭だけでなく、自宅や別荘も持っていたり、高級なアクセサリー、車などを持っていたりするものだが、僕はそういったものを一切捨てている。
・見栄や優越感を捨て、自分にとって必要なことを見極め、いま自分が持っているものの中から必要のないものをバサッと捨ててみる。人間のキャパシティなんてものは、ほとんど変わらない。だから何かを捨てた分だけ、どこかで突き抜けることができるのである。
・大事なのは行動だ。
・人を惹きつける魅力を(キングコング)西野さんはこう語っていた。「僕のことを好きな人の数しかカウントしない。自分のことを好きな人と嫌いな人の割合が1対9だとしたら、その割合なんて変えなくていい。あとは声を大きくして、声の届く範囲を広げるようにする。すると、1000万人を相手にした場合、100万人が自分の事を好きだと言ってくれる。嫌われることを恐れて小さい声しかあげていなかったら、結局少ない人しか僕のことを好きになってくれない。」
・その昔、僕がサイバーエージェント社からシステムの仕事を受けたとき、僕の会社に入ってくる収入は、事業の利益をサバ―エージェント社と一定割合で配分するレベニューシェアだった。もちろん、毎月定額制で仕事を受けることもできた。正直、その方が事業スタート段階では実入りが大きかったのも事実だ。だが、レベニューシェアにすることで頑張って事業を大きくしようという気持ちにもなれるし、夢を見ることもできる。その方がお互いにとっていいことだ。
以上
ホリエモンさんは行動も思考も効率的な生き方をされているイメージがあります。ストイックな効率の中に「禅」に通じる世界観を感じています。
「見栄や優越感を捨てる」「捨てることで大事な事を見出す。」
また「自分の時間を生きること」これは坐禅によって、ヒントが得られるところだと思います。
「予防医療によって医療費が削減される」といいますが、坐禅による健康管理は、予防医療と言っても良いように思います。
考えを突き詰めていくホリエモンさんと「禅」の教えがクロスしているところが、興味深く、嬉しくもあります。
私もさらに、自分の時間を生きるべく、坐禅の習慣を続けていきます。
以上ご参考になりましたら幸いです。