こんにちは。
話題の書籍「FIRE 最強の早期リタイア術」からの抜粋です。
私は友人や家族の間に共通する奇妙なパターンがあることに気づき始めました。
より多くのモノを所有するほど、人は不幸になり、よりストレスを抱えるという事です。逆により少ないモノを所有し、旅行や新たなスキルの習得など経験にお金を使うほど、人はより幸福になり、より人生に満足するのです。
モノの所有は最初はドーパミンがあふれますが、側坐核が順化するにつれて減っていきます。そしてあなたは最初のハイを求め続けるようになります。経験にお金を使った人のほうが、より高い幸福度を得られるのです。
この内容は、坐禅によって断捨離が進んだり、生活がシンプルになる事に近いと感じています。ちなみに、著者が坐禅や瞑想をしているという記述はみあたりません。
坐禅は頭に浮かぶ様々な思考を受け流し、捨てていく作業です。頭の中で思考を捨てていく作業は、実生活で身の周りの、それほど執着しなくていいモノを捨てられるようになる事に繋がると思います。ある程度モノを減らしたっほうが、生活の質が良くなるという事も実感として感じています。
「FIRE」を達成した著者も、モノはそう多くなくても良いという考えに至ったことが興味深いところです。
なお「FIRE」とは、経済的自立による早期退職という意味です。
- F…Finencial
- I…Indipendence
- R …Retire
- E…Early
著者であるクリスティー・シェンとブライス・リャンのカップルは、30代前半という若さで「FIRE」を達成し、資産運用の運用益のみで持続可能な生活をしています。そしてほぼ一年中、世界を旅して回っている。そんな夢の生活を実現しています。
私も一年中旅をして「地球全体が自分の家」みたいに言ってみたいものです。
そんな夢の「FIRE」ですが、本書によると、特別なスキルが必要ではなく、なんと誰でも達成可能なのだそうです。ただし、相応の強い意志、運用計画、継続が必要です。甘くはないですね。
未熟な私は今日も坐禅で意志力を鍛えます。
あたも是非、坐禅をしてみてください。モノが少なくても豊かな生活を手に入れましょう!
今週のお題「住みたい場所」