こんにちは。
私は100万円以上の余剰資金があるなら、お金をそのまま銀行の普通預金に預けておくのは、もったいない、どこかお金に働いて貰う場所にいてもらったほうがいいと考えています。
書籍「バビロン大富豪の教え」にもこうあります。
- 蓄えた金に働かせよ
- 黄金に稼げる勤め先を見つけてやり、持ち主が群れを膨大に増やす羊飼いのように賢明ならば、黄金は懸命に働くことだろう
ここでいう余剰資金とは、最低限手元に残しておかないといけない生活費を超えた分の余剰です。最低限の生活費というのは諸説あるようですが、家族が3カ月程度生活できる金額を残しておくのが一般的なようです。また、それぞれの家計状況によって異なります。
私がこれまで100万円単位の余剰資金の置き場所として試してみたものです。
- 定期預金
- 外貨預金
- 住宅ローンの繰り上げ返済
- みんなで大家さん
定期預金
まず、定期預金はほぼ増えなかったです(減りもしませんが)。金利の高いネット銀行でも0.02%程(2021年現在)ですから、100万円が1年で100円増えるくらいです。あまりおススメする訳ではないですが、いずれ使う資金として確実に確保するには良いだろうと思っています。
外貨預金
外貨預金は為替リスクはあるのですが、定期預金より良いかなという印象です。ただし、やはりドルやユーロなど比較的安定している外貨が良いという印象です。例えばドル円為替の場合、円高の時にドル買いを仕込んでおけば、波の上下のように気長に待てばいずれ高くもなるというふうに据えているからです。ここ3年くらいで数万円プラスになった印象です。
住宅ローンの繰り上げ返済
数年前に住宅ローンの借り換えを行いました。その際、手元の余剰資金100万円といくらかを既存の住宅ローンの返済に充て、新規の住宅ローンの借入金がちょうど1000万円単位でキリのいい金額にしました。なお、これを厳密に繰り上げ返済と呼ぶのかは分かりません。そして住宅ローンが低金利で推移している現在(2021年現在)頻繁に繰り上げ返済するメリットはないかもしれません。ですが、例えばローン残額があと3000万円台なのか、2000万円台なのかという印象は心理的な重さが大きく違うように感じています。
また、住宅ローンの借り換えはとてもおススメです。手間も時間もかかるのですが(私はかなりうんざりしました)、ローン金利が変わるだけで、総返済額で100万円単位の軽減になる可能性があるので、マストな手段だと思います。
みんなで大家さん
「みんなで大家さん」は不動産投資ファンドで、簡単に説明すると、不動産に共同出資することで、不動産収入を分配金として受け取るというものです。これは出資金が1口100万円です。私は3年前に1口出資し、ついひと月ほど前、無事に投資期間を満了しました。私の出資したプランは年7%(税引前)の分配金があったので3年で約17万円の儲けが出ました。なかなか嬉しいものです。
ちなみに、iDeCoなどの堅実な積立投資も行っていたり、NISAで運用するなどもしています。
私は金銭的に割と気が小さい(と自分では思う)ので、ローリスクの運用ばかりを行っています。そんな私でも、100万円以上の余剰資金があるなら、そのまま普通預金にしておくのはもったいない!と思えるのです。
私は投資のプロではありませんが、こうした私の経験談でも何かのお役に立てれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。