こんにちは。
「アミ 小さな宇宙人」シリーズは、子供たち向けのSF冒険小説の3部作です。
といっても、とてもリアリティがあり、宇宙の理論にはとても説得力があります。
1986年にチリで出版され、大ヒットとなり、その後3部作にまで発展し、世界11カ国で翻訳された書籍です。
wikipediaより引用
少年ペドゥリートは祖母とのバカンス中、宇宙人アミ(アミーゴ=友人の意味)に出会う。アミはペドゥリートをUFOに同乗させ、地球の上を飛ぶ間、本来の人間の生き方である『宇宙の基本法』を彼に教える。そして、月やオフィル星へと連れて行く。その後、再びアミと再会したぺドゥリートは、アミから紹介されたUFOに同乗することになった惑星キアの『双子の魂』である少女ビンカと出会い、老人クラトや『地球救済計画』の司令官などの人々と出会いながら宇宙の基本法について学ぶぺドゥリートとビンカ。そしてアミの両親と対面し、2人からアミとは違う『宇宙の基本法』について教えられて地球に、キアに帰還したぺドゥリートとビンカだがお互いにぺドゥリートとビンカが恋しくてたまらない。ぺドゥリートの方は、アミがまた来たと思ってもそれは隕石や飛行機など。そうした日常を過ごしていると、急にまたアミとビンカが円盤でやってきた。クラトとも再会しビンカと共に暮らしたい、ぺドゥリートと共に暮らしたい、と言う二人の願いを快く受け入れたアミはクラトをぺドゥリートのおばちゃんの所に預けて、再びぺドゥリートを円盤に乗せビンカの故郷キアに出発。ビンカの両親であるゴロとクローカと交渉するもクローカは大賛成したがテリであるゴロは大反対どころか、なんとキアの政府警察がビンカたちを連行してしまう事態に。そうしてビンカたちを助けてあげたぺドゥリートとアミはクローカとスワマになったゴロから快く地球に住む事を勧められたビンカを連れて『シャンバラ』を訪れ地底人シルクの話をきいた後、地球に帰ってきた。そしてぺドゥリートのおばちゃんとクラト、ビンカ改めナデア・ポペスクは意気投合。そしてアミは再び旅立っていきぺドゥリートとナデア、ぺドゥリートのおばちゃんとクラトは幸せに暮らしていくのだった。
本書には、私にとって気になる記述が多くありました。いくつか列記していきます。
きっときみの世界は、きみの惑星の運命は、この本を読んでいるきみの行動しだいだろう。
自分の魂が想像したものは全て、実現可能なことだから、努力と持続と信念を持って実現すべき。
「もどってきたアミ」第17章 アミの真実の姿
瞑想に関するアミの発言があります。
・自分の心の奥底、孤独の中での内的コミュニケーション、つまり瞑想と祈りによって、はじめてその目に見えない存在にひざまづくことができる。
・瞑想は神と一体だ。その中に融合してしまう。
宇宙の法則は愛
そして、愛そのものが唯一の神ともいえる
地球人はまだ愛が足りない
科学力が愛の力に勝ってしまっている。バランスが大切。
いまだ戦争をしている野蛮な地球人は宇宙世界の仲間入りはできない。
世界統一政府を作らないといけない
飛躍するか破滅の道を辿るか、今は地球にとってとても岐路となっている局面
本書は、一応物語として書かれたものですが、作者の方が本当に全て頭の中で想像した書いたものか、あるいは宇宙からのリアルな情報を受けてのモノなのではないかと思ってしまう内容です。「宇宙の唯一の法則が愛」など、納得してしまいます。ところどころ、読者に自分のあり方を考えさせるような場面があったり、地球にとっての予言めいた記述もあり、とても本書に引き込まれてしまいました。
私のブログを読んでくださるあたなも、興味を持たれる内容ではないかと思いシェアさせていただきました。ちなみに、既に絶版となっていながらファンが多く、高値で取引される貴重な書籍となっています。私は図書館で借用しました。
以上お読みいただきありがとうございました。
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