こんにちは。
すっかり春となりましたね。こんな季節に関する禅語をとりあげさせていただきます。
春来草自生 (はるきたりて くさ おのずからしょうず)
春になると、何もせずとも草花が芽生えてくる、万物は全て然るようにできていて、人間の計らいなどは関係が無いという意味です。
時を待てばよい、焦る事はないし、不安にもならなくて良い。
自分らしく生きていい。
気長に物事を続けていればそのうち自然と事は成る。
そう励ましてくれる素敵な禅語だと、じみじみ思います。
こうした事を、当ブログ的に考察しますと、このような事でしょうか。
・あまり深くは考えず坐禅を続けてみたらいい。
・あまり未来を心配せず、今日できる事をやっていけばいい。
・できる範囲でコツコツ貯金をしていれば、やがては大きな額となる。
過大解釈しすぎでしたらすみません。きっと心地よい春のせいです笑
さて、暖かくなってきたこの時期は、坐禅を始めるにはとても良い時期です。
ぜひお気軽に坐ってみていただければと思います。
何も考えないように坐っていても、鳥の声が聞こえてきたり、静かな春の雨音を感じたりと、ふと心が喜ぶような瞬間もあるでしょう。
以上、何かのご参考になりましたら幸いです。