こんにちは。
今回は参考になった書籍を紹介させていただきます。
「タイムマネジメント大全」池田貴将
自己啓発作家によって、どう時間を有効活用するかについて書かれた書籍です。
本書の中でとても印象に残った記述がこちら
「瞑想の経験年数が長い人ほど不安感が少なく、物事に対する集中力が高い」
というものです。これはハーバード大学の実験によるものという事なのです。
また、こうも記載されています。
猫背になると肺活量が30%も低下してしまうことがわかっており、酸素不足によって脳の認知機能が落ちてしまうのです。
こうした事もあり、坐禅で背筋を伸ばして深い呼吸をとる坐禅は効果的だとも思われます。
瞑想が、タイムマネジメントの視点からもパフォーマンスを発揮するという事はやはり素晴らしいギフトです。
また、本書には他にも素敵な記述があります。
「やりたいこと」がわからなかったり、そもそもどういう未来を描きたいかが分らなくなってしまうこともあるでしょう。そんなときは、6つの要素に絞り込んで個別に検討すると現在地がわかりやすくなります。
1:健康
2:感情
3:人間関係
4:時間管理
5:仕事・キャリア・ライフワーク
6:財務・お金
BOOKSCAN (https://www.bookscan.co.jp/)
蔵書を送ると、スキャンしてPDF化してくれるサービス
|4つのステップで自分を操る
→1 とにかく「1歩目」を踏み出す
→2 いつ、どこで、何をするか」を具体的に書く
→3 手順を明らかにして簡単なサイズに分ける
→4 目的を明らかにする
|苦手なことでも続く工夫
「スキルアップの為にやっている」と考えるようになるとやる気がでます。
|脳は一度にひとつのことしか考えられない
私たちはどちらも脳の前頭前野を使うような2つのことには、同時に取り組むことができないのです。
そのうえ、タスクからタスクへと切り替える際には、集中力を取り戻すまでに平均約25分かかり、脳のエネルギーをかなり消費してしまうことがわかっています。
(中略)
1つのタスクに没頭すれば、「フロー状態」と呼ばれる深い集中状態が生まれやすくなり、ふだんより能力も高まり、心理的にも充実感が得られることがわかっています。
私などは普段、あれもやって、これもやって、と仕事中に多くを同時にやってしまっていました。けっか、記憶もあいまいになったりミスがでるケースも思い当たります。これは、ひとつひとつ集中して。という禅の教えにも通じるものです。いまいちど学びになりました。
以上、ご参考になりましたら幸いです。お読みいただきありがとうございました。