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2020年 今年の漢字「密」にまつわる禅語

こんにちは。

今年の漢字「密」清水寺で発表されましたね。

確かにそんな年だったと頷ける一字です。

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2020の漢字「密」

 

今回は今年の漢字にちなんで、「密」にまつわる禅語をご紹介します。

 

竹密不妨流水過

竹(たけ)密(みつ)にして流水(りゅうすい)の過(す)ぐるを妨(さまた)げず

 

直訳すると「竹は密生していても根本を流れる川の流れを妨げない」という意味になります。

少し難解ですが、その意味するところは、
世の中は様々に変化したり、自分自身の感情も様々に変化するが、それらにとらわれることなく、いつも本来の自分を見失うな。


こように捉えています。まさしく禅の世界観だと思います。

 

この「本来の自分」という感覚、これは坐禅によって養うことのできる感覚だと思います。

坐禅中は特に何も考えないように努めます。しかし人間は何も考えないなどということはできないようで、次々に考えや思いが浮かんできます。

その思い浮かんだ物事を深く考えず、流していきます。捨てていく作業ともいえるでしょう。まるで頭の上の雲が流れていくように。

これは私の感覚ですが、様々な考えや感情は容易に捨てられますが、自分の核となるようなものは残るように思います。そうした時にふと本来の自分に立ち返る瞬間を感じます坐禅の感覚は人によって少しづつ違うようです。)

 

情報過多な昨今、流されない自分でいる為に、坐禅は活きてくるかもしれまん。

以上、参考になりましたら幸いです。

 

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Photo by Luca Florio on Unsplash

 

 ◇参考書籍「禅語」

 

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