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「鬼滅の刃」にみる「輪廻」は仏教用語

こんにちは。
遅ればせながら鬼滅の刃最終巻、読み終えました。

 

ネタバレ注意なのですが、

ついに鬼退治の鬼殺隊が鬼のボスである鬼舞辻無惨を倒し、鬼のいない平和な世の中となりました。その後最終話で、突然現代に時間がジャンプします。

現代では主人公の炭治郎や鬼殺隊周辺の面々が輪廻転生し、登場しているという描かれ方になっています。

・竈炭治郎は◯◯に

・竈禰豆子は◯◯に

・我妻善一は、

・嘴平伊之助、

といった具合に、生まれ変わった登場人物たちによるコメディータッチになっていて、とても平和なしめくくりです。

 

さて、この「輪廻」はまさしく仏教用語です。

浄土真宗大辞典によると以下のとおり 輪廻 - 新纂浄土宗大辞典

りんね/輪廻


原語はⓈⓅsaṃsāraであり、「流れること」が原意である。仏教の興起以前に、インドでは生まれた者は生死を繰り返すという考えがあり、仏教もこれを踏襲した。車輪が廻ってとどまることを知らないことになぞらえ「輪廻」とされる。釈尊自身が輪廻を認めたかどうかは明確ではないが、最近の研究によれば、釈尊は輪廻に対して否定的であったのではないかと言われている。しかしながら、仏滅後の仏教教団は明らかに輪廻を認め、輪廻を前提として教理を体系化していった。仏教の世界観によれば、輪廻の世界は大きく無色界・色界・欲界という三つに分類され、欲界の中に六道(六趣)があるとされる。六道とは、下から地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人・天であるが、この輪廻説に業思想が加わり、この世で善業を行えば、死後、善趣(人・天)に生まれ、悪業を行えば、死後、悪趣(地獄・餓鬼・畜生・阿修羅)に生まれると考えられるようになった。

仏教的にみると、とてもシビアな内容ですね…。

 

しかし、そもそも本当に輪廻が存在するのでしょうか?さて分かりません。なにしろ、まだ死んだ事がありませんから 笑。(これは瀬戸内寂聴さんの決めセリフです)

 

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Gerd AltmannによるPixabayからの画像

 

前回の坐禅と呼吸の記事といい、輪廻思想といい、作者の吾峠呼世春さんは禅や仏教に傾倒のある方ではとお見受けします。禅に傾倒のある私としては、嬉しく思います。

 

他にも鬼滅の刃について記事にしたい事があるのですが、文章が長くなるので次回とさせていただきます。

 

当ブログでは他にも、意外と身近な禅語や仏教用語もご紹介しています。

ご興味ございましたら、是非ほかの記事もご覧ください。

以上、ご参考になりましたら幸いです。

 

鬼滅の刃 23 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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 ◇参考文献

 

◇関連ページ

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