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「自然」は仏教用語

こんにちは。

今年は梅雨明けが遅れ気味という事ですが、暦の上では今日7/22で「大暑」です。

確かに急に暑くなってきた感覚があります。。

 

さて、普段何気なく使っている言葉が、じつは禅語や仏教用語だったりする物事をご紹介しています。

今回は大暑にちなみ、「自然/じねん」です。読みが「しぜん」ではなく「じねん」です。

 

書籍「ありのままに、ひたむきに」大谷光淳著 より引用

大気や海、動物や植物などの自然現象と人間との間に線を引かない、人間を含めた全体としての「自然(じねん)」です。そして、この「自然(じねん)」というのは、「人間のはからいを超えたありのまま」という仏さまの世界を意味しています。

 

コトバンクより引用

自然(読み)じねん

仏教用語。 (1) おのずから,ひとりでに,(2) 事物本性仏教真理,(3) 自発生的な存在,(4) 特別な原因がなく万物は自然に生成変化する (無因論) ,といったいろいろな意味に用いられる。

 

 森美術館公式ブログより引用

私たちがいう「自然(しぜん)」は19世紀末に輸入されたNatureの訳語として採用されましたが、日本にはもともと自然(じねん)という考え方があって、「自ずから然(しか)らしむ」、「あるがままの状態」を意味します。これは「無為自然」に起源をもつ親鸞道元などの仏教的な思想から来ています。Natureの訳語としての「自然」も、日本では人間と対抗する野生や原生林といった自然ではなく、人間もその一部である森羅万象、天地万物すべてを包含するより広い対象を指しているといえます。

 

少し分かりづらいと思われますが、私は以下のように解釈しています。

  • 「自然(しぜん)」は、比較的に海や森や空といった人間以外の自然(しぜん)
  • 「自然(じねん)」は、人間も含めた神羅万象、宇宙を含めたものに線引きをしていないもの。

 

「自然」が仏教と関りがあると知ると、自然に対する感覚が少し変わる気がします。

夏本番は海も山も、自然を思い切り楽しみたいものです。私は登山を趣味として楽しむ物ですが、またのんびりと山歩きをしてリフレッシュしたい気持ちです。

以上、お読みいただきありがとうございました。

 

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My pictures are CC0. When doing composings:によるPixabayからの画像

 

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