こんにちは。
今回は自戒を込めて、ブログを綴ります。
私、2022年冬、FXで大敗しました。
経緯は以下の具合です。
もともと私はFXに対して博打的で懐疑的な印象を持っていたため、これまではほとんど経験がありませんでした。ですが、2022年明けぐらいから、否応なしの長期円安トレンドが来る!なんて情報を見聞きするようになりまして、まあ頭からFXを嫌うのはやめてちょっと始めてみるか、という気持ちになり、それからしばらくして、夏頃からまずは少額で始めてみました。
その後、ぐいぐいと円安が進み、FXでの儲けも増えていきました。円安の高止まりが全く見えない状況で投入資金を倍々に増やしていき、儲けも倍々になり、とても嬉しくなりました。確か1ドル130円 あたりのレートから始めて、1ドル150円を越えるところまでいきましたから、これはとてもとても気持ちが踊りました。そんな状況ですが、親しくさせていただいている投資家の方からは、FXはあまり勧めないというご意見をいただいていました。そして、1ドル150円を越えるあたり、その瞬間に一気に状況が変わりました。為替介入による大幅な円高に振れ、そこからなかなか円安に転じず、ずるずると円高傾向になっています。
私はドルのポジションを多く抱えすぎていましたので、レバレッジが耐えきれず身を切る思いで損切りしながら、円安に転じるのを待ちました。しかし12月始めにとうとう諦め、全てのポジションを損切りし、取引を終えました。どれだけの金額かは述べませんが、これほど派手に大負けした事はありません。また、日々為替相場ばかり気にして生活するのは、とても気の重い不健康なものでした。
そして、なんとも分かりやすい負け方だと思います。かつてのバブル経済でも同様の事が起きたのでしょうか。
<反省点>
▲ドルのポジションを多く持ちすぎた
▲投資に長けた知人の意見を取り入れなかった
思えば初心者なのに、やりすぎていました。
為替が日常的に気になり、時間と労力を無駄にしたようなものです。ただ…、経験は残りました。
そもそも自分の裁量でどうなるものでもない為替という事象に、どれだけ注力してもしようがないとも思えてきます。株のように投資したお金が世の中の為になるものでもないしょう。
<今後の抱負>
〇そもそも投入資金を増やしすぎない。自分の感覚より半分以下に留める
〇損切価格(ロスカット)設定は必須 ※覚悟を持って資金投入する
〇投資に長けた物の意見を求め、従う
ここで、ふと基本に立ち返りました。
■バビロンの大富豪の教え
「黄金の扱いに秀でた者の助言に熱心に耳を傾ける持ち主から、黄金が離れることはない。」
■ウォーレン・バフェットの教え
第一原則「損をしないこと」
第二原則「第一原則を忘れないこと」
やはり、投資は慎重に、精神的に辛くない程度で、と私の性格的には思います。
今後はありえない利益を望む事をせず、「一歩一歩」の精神で取り組む姿勢が大切だと理解しました。これは登山と同じで急いで登ると危険です。早く疲労してしまいますし、体調不良やケガもしやすい。
という訳で、当分の間はFXを禁じ手にしようと考えています。
私の経験が皆様にとっての「転ばぬ先の杖」となりましたら、幸いです。
以上、お読みいただきありがとうございました。