こんにちは。
江戸中期の禅僧、東嶺円慈の記述です。
「君子財を愛す、これをとるに道あり」
偉大な人は財を愛する。これは最もな事だ。しかし、財を成すには道理があり、道を外してはならない。
こうした意味です。
かの住友家の総理事を努めた方の座右の銘ともなっている言葉でもあるらしく、どうやら現在において書籍にもなっている言葉のようです。
禅師の名前に「円」の字が入っているのにも興味を持ちます。
また、禅僧の方が述べられた記述という事にも興味を持ちます。
何が、正しい道なのか、禅をもって見極めるという事のようにも取れます。
まさしく坐禅の中に答えがあるとも取れるようにも感じています。
私も未熟ながら、まさしく坐禅をしていると、様々な雑念というか思考のゴミのようなものが取り払われていくような感覚があります。日々坐禅をして、クリアな状態をととのえ、見定めるようになればと思っています。
坐禅は実は簡単です。しずかに坐り、呼吸を調えて、背筋を正す。基本的にはこれだけです。ぜひ、気軽に始めてみてください。
以上、ご参考になりましたら幸いです。