こんにちは。
誰もが一度は耳にしているであろうフレーズ
「Don’t think.Feel!」
これは、ブルース・リーの映画「燃えよドラゴン」での名セリフです。
日本語にすると「考えるな、感じろ。考えるより感じろ。」という意味になります。
このフレーズを聞いただけで、映画のシーンが浮かび上がります。武道や映画スターとして達観したブルース・リーが言うと、説得力あります。
さて、この「Don’t think.Feel!」とブルース・リーが言った撮影場所は香港の「青山禅院」という禅寺です。
そして「Don’t think.Feel!」は、禅に通じる言葉だとも言われています。
坐禅中はひたすら何も考えないように今この瞬間に集中します。といっても常に頭に何か考えが浮かんでくるのですが、それを深く考えず、さらりと受け流します。まるで雲が空を流れるように。そうした中で何かを感じ取るようになります。人によって感じ方は違いますが、直感が研ぎ澄まされたり、集中力が高まったり、気持ちが落ち着いたりという変化が起こります。
これはまさに「Don’t think.Feel!」といえます。
ブルース・リーは「Don’t think, feel.」と言い放った「燃えよドラゴン」の公開前に謎の死を遂げています。映画が世界各地でヒットした時には、既に亡くなっていたのです。大輪の花火のようにドラマチックに去っていかれました。ご存命なら今年でちょうど80歳となります。
とにかく深く考えず、坐禅をしてみてはいかがでしょう。
少なくとも私は、日々ただ坐りを続けています。
以上、ご参考になれば幸いです。
末筆ながら、この度の大雨災害に見舞われておられる方々に、お見舞い申し上げます。
◇参考文献
Don't think, feel.の意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書
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