坐禅で貯金2000万

坐禅を始めて貯金がみるみる増えていく。実体験を様々にお伝えします。

「自在」は仏教用語

こんにちは。

自在(じざい)とは仏教用語です。

 

ブリタニカ国際大百科事典によると次のとおり、

自在 じざい

仏教用語心が煩悩の束縛から解放されて自由となり,何事でも思うがままになしうる能力をいう。仏,菩薩にはこの力がそなわっているとされる。

 

どうやら我々人間は煩悩に束縛されて、思うようにならない状態のようです。煩悩をコントロールする為にも坐禅があるようなのですが、はや6年ほど坐禅を続けている私は、どれだけ煩悩の束縛を解けたのでしょうか。はっきりとは分かりません。ただ、以前ほど短気で怒ってしまったり、衝動的な誘惑に流される事はなくなったと感じています。

 

ちなみに、以前にご紹介した「自由」も「自らに由(よ)る」という意味の仏教用語です。となると、時折見聞きする「自由自在」という言葉は、仏教用語の組み合わせという事になります。なんだか無敵な印象です。

 

今回も、日常的に使っている、身近な仏教用語をご紹介させていただきました。ご参考になりましたら幸いです。

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只今が其時、其時が只今也|葉隠

こんにちは。

書籍「葉隠(はがくれ)にこんな言葉があります。

 

「只今が其時、其時が只今也」

只今(ただいま)が其時(そのとき)、其時が只今也(なり)

 

今がやるべき時である。やるべき時とは今である。自分には今しかない。

私はそういう意味に捉えています。

これはとても教訓だと思います。考えてみると、時間は永遠の今の連続。「日日是好日」という禅語にもあるように、毎日を素で受け入れて良いものにしていきたいなと。そう思いながら、私もなかなか出来ていないように思います。。。

 

この「今」に集中する生き方はきっと坐禅によって養うことができます。坐禅中は、未来の事や不安ごとをいったん捨て去り、今この時、今この自分にのみ集中します。この作業によって、本来の自分の感覚を取り戻す、迷っていたことが解消する、集中力が高まるなどの効果を実感する方が多くいらっしゃるようで、私もその一人です。

 

葉隠(はがくれ)とは、江戸中期に佐賀藩士の修養書として書かれた書籍です。

「武士道と云うは死ぬことと見付けたり」のフレーズで有名ですが、当時はあまりに過激な書物であったために、長らく人目に触れることは無かったそうです。それが明治に見直され、その素晴らしさが世間に広まりました。

 

葉隠は完成から300年以上経過した現在の私たちにも教訓があり、その証拠に多くの書籍が出版されています。私はかつて漫画版で読みました。

 

さて、当ブログでは坐禅についての素晴らしさをご紹介しています。「今」を大切にする為、あなたも是非坐禅をしてみてください。永遠の今が少しづつ素敵な今になりますように!

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今週のお題「本棚の中身」

お題「我が家の本棚」

 

「貯金額」が「住宅ローン残高」を超える日を目指して

こんにちは。

 

私の人生で一番高い買い物、それは「家」ですね。至って一般的です。

重ねて一般的なのですが、かつて35年ローンで購入しました。

私は当ブログ内で、坐禅によって様々に生活がいい方向に変化し、さらに貯金が増えている、という実体験を様々にご紹介しています。

実際に貯金額が増えています。とても嬉しい事です。ですが、これがなかなか今のところ、住宅ローン残高を超える貯金額には至っていないんです。これは、家計的にはまだ負債のほうが上回っているという事です。

 

住宅ローンとの付き合い方は、長いものです。私は一度住宅ローンを見直し、金利面や条件面で自分に合ったものに借り換えをしました

住宅ローンの借り換えは、無知な私にとってはかなり大変な作業でした。専門用語を調べながら、不慣れな計算をし、各社のプランを比較検討、そして必要書類集めなど、煩雑で根気のいる作業の連続でした。私は借り換えの動きを始めてから契約に至るまで、約2カ月の時間がかかりました。約2カ月、参考本を読みながらベビーステップで少しづつ進めたわけです。2カ月もかかりましたが、この2カ月の動きで住宅ローンの総額をおそらく100万円単位で減らす事に成功ました。私が参考にした書籍は最後にリンクを貼っておきます。

さらに、私は住宅ローンの借り換えをきっかけに少しづつ金融の事を知るようになり、資産運用をするようになりました。これは嬉しい副産物です。

 

よく分からないし面倒だから、今のままの住宅ローンで良いとお思いの方も多いと思います。ですが、2カ月で100万円得するかもしれないと思うと、やる気になりませんか?ですから、私は知り合いの方やもちろん当ブログ内においても、住宅ローンの借り換えをおススメしています。

 

さて、貯金額が住宅ローン残高を超えたら、どれだけ開放的な気持ちになるのでしょうか。想像するとワクワクします。

 

以上、私の体験談と今後の抱負でした。お読みいただきありがとうございました。

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今週のお題「人生で一番高い買い物」

「心臓のビートを聴きなさい。」オノ・ヨーコ

こんちには。

今回は書籍をご紹介させていただきます。

書籍「グレープフルーツ・ジュース」オノ・ヨーコ

オノ・ヨーコ33人の写真家と詩をコラボレーションした詩集で、この本を燃やしなさい。読みおえたら。」という衝撃的なフレーズで印象的な書籍です。

 

その内容を少しご抜粋します。

  • 心臓のビートを聴きなさい。
  • 呼吸しなさい。
  • 一本の線を引きなさい。その線を消しゴムで消しなさい。
  • 掃除をしなさい。
  • 録音しなさい。石が年を取っていく音を。
  • ある期限で名前を変えなさい。年齢によって。年によって。日によって。その時々によって。洋服によって。
  • ある金額のドルを選びなさい。そして想像しなさい。a その金額で買えるすべての物のことを。
  • 想像しなさい。b その金額で買えないすべての物のことを。一枚の紙にそれを書き出しなさい。
  • 出入りする小さなドアをつくりなさい。出入りするたびに、あなたはかがんだり、縮んだりしなければならない。これはあなたに、あなたがどれだけのサイズなのか 出る事、入る事とは何かを気づかせてくれる。

 

いかにも前衛芸術家といった、考えさせられる鋭い印象です。そしてどこか、禅や禅問答の感覚を覚えるのは私だけではないと思います。それもそのはず。オノ・ヨーコは学生時代、禅寺への訪問や禅を世界に広めた鈴木大拙さんの講演を聴くなど、禅への傾倒のある人なのです。「心臓のビートを聴く」「呼吸」これは私にとっては坐禅中の出来事です。

初版は1964年に500部限定で東京で発行され、その後加筆された英語版が世界中で発売されました。そして夫のジョンレノンは、この書籍にインスパイアされ、名曲「イマジン」を生み出しました。以前に当ブログで記事にアップしましたが、「イマジン」は禅の世界観に通じるものがあると思っています。

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ちなみにオノ・ヨーコさん、なんと現在の安田生命につづく安田財閥を作り上げた安田善次郎のひ孫にあたり、桁外れのお嬢です。父の海外赴任等で米国での生活もあり、ごく自然とスケールの大きな心を養われたのでしょうか。2022年現在89歳。時折映像でお見かけしますが、いつも凛とした佇まいを纏っておられるように映ります。また子供時代に戦時中を過ごされた経験が、平和運動活動家としての活動に繋がっていらっしゃるように思います。

 

今回は、少し禅にまつわる書籍という事でご紹介させていただきました。

ご参考になりましたら幸いです。

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鬼宿日|釈迦が生まれた吉日

こんにちは。

 

鬼宿日(きしゅくび)という日をご存知でしょうか。なんだかちょっと怖い名前がついていますが、大吉日とされています。

なんでも、古代インドに端を発する宿曜占星術という占いの最大の吉日だそうなのですが、28日に1日がこの「鬼宿日」となっていて、その日は鬼が宿にこもって出てこない日となっており、だから災難の起こらない吉日という訳です。

 

なお、釈迦の誕生日も鬼宿日だったとされています。そう考えるとますますありがたい吉日という気がしてきます。

 

鬼宿日は何をやってもうまくいく日とされています。ですから、この日に坐禅を始めると、気持ちよく習慣化できるかもしれません。新たに貯金や投資を始めるとみるみるお金が増えていくかもしれません。

ただし、どういうわけか鬼宿日の結婚はNGなんだそうです。気を付けるポイントですね。

 

ちなみに、以後の2022年鬼宿日は以下のとおり。

 ・2022年5月27日(金)

 ・2022年6月24日(金)

 ・2022年7月22日(金)

 ・2022年8月19日(金)

 ・2022年9月16日(金)

 ・2022年10月14日(金)

 ・2022年11月11日(金)

 ・2022年12月9日(金)

28日周期なので、常に金曜が鬼宿日になります。

 

今回は仏教に縁のあるラッキーデーをご紹介させていただきました。

ちなみに、私は割合い占いを見て行動する日を決める性質でして、大きな決断事や買い物などはできるだけ吉日にするようにしています。占いなんて迷信のように思う方もおられますが、太古からの膨大なデータや月や太陽の神秘的なものが籠っていると考えると、ありがたみも感じますし、楽しさもありますね。

以上、ご参考になりましたら幸いです。

Photo by kabita Darlami on Unsplash

 

死ぬ瞬間に後悔しない為に 坐禅する

こんにちは。

 

書籍「死ぬ瞬間の5つの後悔」によると、死の直前に多くの人が以下の事で後悔するのだそうです。

  1. 自分に正直な人生を生きればよかった
  2. 働きすぎなければよかった
  3. 思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
  4. 友人と連絡を取り続ければよかった
  5. 幸せをあきらめなければよかった

私はまだ死んでいないので(笑)、真意の程は分からないのですが、それでも後悔の気持ちが分かるような気もします。

 

この後悔の中で、「自分に正直な人生を生きればよかった」という事に関しては、坐禅をつうじて養うことができるように思います。

坐禅は、本来の自分を取り戻していく作業であるとも言われます。私の感覚では、頭に浮かぶ様々な雑念を受け流し、静寂を感じて空の状態を意識していくと、ふと素の自分に気づくような、そんな感覚が訪れることが多々あります。何か迷いを抱えた状態で坐禅をすると、頭の中のノイズが除去され、今すべき最良の選択が明確になる事もあります。そうした少し直感にも似た感覚を大切にするする事が「自分に正直な人生を生きる」という事ともリンクするように感じます。

ですから私の日々の坐禅は、死ぬ瞬間に人生を後悔しない事に役立つかもしれません。これは坐禅の新たな魅力の発見ともいえそうです。

 

そういえば、以前に当ブログでご紹介した「ユダヤ人大富豪の教え」著者の本田健さんも自分のワクワクにしたがって生きることの大切さを語っていらっしゃいます。

 

あたなもぜひ坐禅をしてみてください。あたなたの人生がよりハッピーになりますように!

 

Photo by Tânia Mousinho on Unsplash

◇参考サイト

diamond.jp

「1日に30分以上は瞑想するようにしている」須藤元気

こんにちは。

参考になった書籍のご紹介です。

 

「やりたい事をすべてやる方法」須藤元気 幻冬舎

 

須藤元気さんといえば、元格闘家、ダンスパフォーマーと知られる意欲的な方です。本書は須藤元気さんが自身の経験側にもどづきながら、読者に前向きな意思や言葉を持ってもらい、アクションを起こしてもらいたいという気持ちで書かれた本という事です。本書で紹介された須藤元気さんの行動や考えは、参考になると思われる個所が多々ありました。しかし、私が須藤元気さんに興味を持ったのは、須藤さんが瞑想を行う方であるからです。坐禅は広義の瞑想でありますから。

 

最も特記したい個所は以下の具合です。本書より抜粋。

僕も悩みが生じたときには周りの人に口に出して言う。それと、瞑想をする。

瞑想することで無意識の状態を作り出し、思考を止め、脳を落ち着いた状態にするのだ。

いまでも必ず1日に30分ほどは瞑想するようにしている。瞑想することにより「内的対話」を止めることができるからだ。

この表現、日々坐禅をしている私も頷けます。個人個人で感じ方は違うと思いますが、瞑想することで、思考を止めるように意識し、また雑念的な自問自答を止めることに繋がる状態を作り出せるように思います。そして無意識の状態での直感的な判断が正しい答えだったりするように思います。なんだか私と須藤元気さんが似たような感覚を得られたことに嬉しさを感じます。それにしても1日30分の瞑想とは、多忙のほどを想像する須藤さんほどの方でも瞑想の時間を重視される姿勢に、瞑想の大切さを感じます。

 

他、私に刺さった個所をご紹介します。

  • 表現を尖らせていく際に意識しているのは、パレートの法則である。「いわゆる「80対20の法則」。これはつまり、20%の人に理解されれば(中略)80%の人たちを引き寄せることも可能だということだ。
  • そうして、国内に向けたものではなく、最初から海外に向けたことにより、海外から評価され、格闘技のときと同じように逆輸入という形で日本でも活動できるようになったのである。
  • 「遠隔対象性」(中略)人間は対象が遠く離れるほど、それに魅力を感じるというわけだ。西洋のモノマネではなく、世界地図でみれば東の端にある小さな島国の独自の文化があるからこそ、日本独自のサブカルチャーを取り入れるとグローバルな舞台で勝負できるのだ。
  • 「しなくてはいけないこと」ではなく「したいこと」のリストを作る。(中略)自分のしたいことのリストだから、進んでどんどん消化していこうという気持ちになるはずだ。(中略)本当にやりたいことが見えてくるかもしれない。
  • 僕らが取り組むべき課題は、いまという時間にベストを尽くし、いまという瞬間に言い訳を残さないことだ。
  • ネガティブに接することがなければ、相手と同じ振動数ではないので、二度とそういう類の人には出会うこともない
  • いろいろな経験をすることで、「自分が正しい」という見方をしなくなってきた。つまりは、少しづつかも知れないが、エゴを手放すことができるようになってきたのだ。

私も日本の20%の人が坐禅を習慣化すると、残りの80%の人にも波及し、さらに素晴らしい世の中になるのでは?いやなってほしいと願っています。かつて鈴木大拙が海外で禅を普及させ、いつしかスティージョブズ坐禅人となり、逆輸入して日本にちょっとした坐禅ブームが訪れたという経緯も「逆輸入」のように映ります。「したいことリスト」私も実践を始めています。すこしづつ、生活にワクワクを感じてきたように思います。「いまという瞬間にベストを尽くす」「エゴを手放す」、これらはまさしく禅にも通じる考えであり、私も自身の戒めとします。

 

本書が書かれた2012年、いまでも須藤さんは瞑想を続けていらっしゃるのでしょうか。須藤元気さん、今ではなんと国会議員をされていらっしゃいます。プロフィールを見ると、書家、魚屋さん、唎酒師、ソムリエ、防災士…など様々な切り口が出てきます。まさに「やりたい事をすべてやる」を地でいっていますね。凄い。。

 

今回は書籍をご紹介させていただきました。ご興味ありましたらどうぞ。

以上お読みいただきありがとうございました。

Photo by Ruthson Zimmerman on Unsplash

お題「我が家の本棚」

 

 

https://the-zen.hatenablog.com/