こんにちは。
格言「薩摩の教え 男の順序」をご紹介します。
1位 何かに挑戦し「成功」した者
2位 何かに挑戦し「失敗」した者
3位 自ら挑戦しなかったが、挑戦した者の「手助け」をした者
4位 何もしなかった者
5位 何もせず批判だけしている者
いつも思いますが、とても頷ける内容です。時代背景的に「男の順序」となっていますが、女性においても分け隔てなく当てはまる内容でしょう。
失敗しても何かに挑戦した者を称える組織だと、次の挑戦へ繋がる気がしてきます。
批判だけして自分は何もしないというのは、残念に思います。かといって自分自身にまったく当てはまらないかというと、そうも言えないかもしれず、戒めです。
シンプルな内容なので、憶えやすいのもいいですね。
この「薩摩の教え」、果たして誰が初めに言ったか作ったか分からないけれども、薩摩藩に古くから伝わる格言らしいのです。
西郷隆盛、木戸孝允、東郷平八郎など、豪傑を排出した土地であるだけに、説得力があります。どの方も何かに挑戦し「成功」あるいは「失敗」した者にあてはまります。おそらく、多くの藩士の方々が「薩摩の教え」を心のどこかに置いていたのではないかと想像します。
私も自分自分に置き換えて考えてみました。
・坐禅の良さを知っているのに、その良さを特に誰にも教えなかった時期→「何もしなかった者」
・坐禅の良さを伝える為にブログを始めた→「何かに挑戦した者」
どうなったら「成功」なのか「失敗」なのか分かりませんが、今はとにかくブログを続けています。
・かといって別の物事では何もしない傍観者の自分「何もしなかった者」がいるのも事実。
このように、時に反省して考えてみると、薩摩の教えが染みてきます。
現在はコロナ感染症、ウクライナ侵攻、地震、など目に見えて重たい問題がありますが、何もできないような中で、何かに挑戦して世の役になろうとしていらっしゃる人に頭がさがります。
以上、とても素敵な格言をご紹介させていただきました。
今回は坐禅とは関連が低いとは思いますが、私のブログをお読みいただける方々であればきっと関心を持ってくださる内容にしてみました。
お読みいただきありがとうございました。