こんにちは。禅の世界に親しむうえで参考になった本を紹介させていただきます。
こちらの本はおそらく、昨日紹介させていただいた本の続編だと思います。
禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本 (幻冬舎文庫)
心が穏やかで大きく、人から愛され、毎日が充実している人ほど、その“所作”はさりげなくて美しい。正しい所作は、人生を輝かせる基本。「呼吸と姿勢を整える」「美しい言葉を使う」「朝起きたら窓を開ける」「箸や器を大切に扱う」などシンプルなことから始めれば、正しい所作は身につくのです。世界で活躍する禅僧が説く、本当に役立つ禅の教え。
私が学習になった、本の中のいくつかを簡単にご紹介します。
- 三業を整える「身業」「口業」「意業(心)」
- 簡素さ美しさの根源
- 朝家を出る前に必ず姿勢のチェックをする。
- 息を吐くときはお腹の中の邪気が出ていくイメージ
- 自分の足元をしっかり見る事の大切さ。「脚下照顧」。自分の置かれている状況を見つめ、そこでやるべきことに精一杯全力で取り組む。
- 禅は愛語で語りかけると説いている。慈しみの心から発する愛を持った言葉。
- 朝5分で良いので掃除をする
- 「利他」自分のことより他人のを思うこと、これが基本
本書を読んでから、毎朝家を出る前に鏡で自分をチェックする習慣が身に付きました。
今読み返してみて、朝の掃除もやろうかなと思っている次第です。
著者である枡野俊明さんは禅僧で、禅にまつわる書籍を多く書かれている方です。いつも分かりやすく読みやすく禅の考え方を教えてくださっています。
ぜひ参考にしていただけましたら幸いです。
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