こんにちは。
参考になった書籍をご紹介します。
「年収一億円になる人の習慣」 山下誠司
著者の山下誠司さんは、HAIR & MAKE EARTH を運営する、株式会社アースホールディングス取締役をしていらっしゃいます。19歳で美容師を始め、26歳で会社設立、31歳で年収一億円越えています。2019年現在は事業の年商50億円なのだそうです。所有者はフェラーリ 。なんと1974年生まれの現在44歳。とてもお若いのでさらに驚きです。そんな山下さんの本書は雑誌「日経トレンディ 」の記事“ビジネスパーソン 1000人と「プロ仕事人」が選んだ2018年に出たビジネス本ランキング”で第3位に選ばれるほどの名著なのだそうです。(参考:wikipedia )
前置きが長くなりましたが、本書の中では、山下さんがどのようなきっかけで美容師になり、どのような姿勢で動き、考え、人を動かし、ステップアップしていったのかが書かれています。本書の中で心に残った点を列記します。
◯山下さんの法則
人間性 は「声に出る」
基本姿勢は食べ方に出る
生き様は歩き方に出る
センスはフィット感に出る
前向きは「肌質」に出る
本性は「弱者」への態度に出る
○「仕事」は「志事」みんなの約に立つことをしたい“志”
○自分の時間を銀行に預金しているつもりで積み立てていくと、やがて大きな利子がついて自分に戻ってくるようになる。
◎早起きは一億円以上の得
○得したければ損から入る
○自分の美意識に反する行動はしない
○行動が先、考えるのは後。行動することによってはじめて正しく考えることができる。
○(セミ ナーなどで)最前列での受講は、最後列の10回分の受講に価する
○経営コンサルタント の大前研一 さんの言葉より「自分を変えるにはどうしたらよいか」
時間配分を変えること
住む場所を変える事
付き合う人を変える事
○礼儀正しい挨拶は「投資」
○チャンスも運も人が運んでくる
○「身だしなみ」「挨拶」「接遇」を徹底するだけでクレームや社内の揉め事の8割は解消する
◎年収1400万円以上の6割が朝方
○自分ひとりでできる仕事は始業時間前に終わらせる
○「10年計画」を「数字」にして紙に書き、そのとおりシンプルに行動する
○落ち込んでいいのは、最長「3分」まで。心配事はいくら悩んだところで1ミリも解決しない。
◎超一流になりたければ、超一流のように振舞ってみる。たとえ背伸びをすることになっても、成功者のマネをしているうちに「当たり前の基準」が上がる。
〇役作りが大切。「スッピン」でいるかぎり今の自分を超えることはできない。
Kenneth WhiteによるPixabayからの画像
本書とは関係のない話題なのですが、山下さんはフェラーリ に乗せてもらっているのはお客様のおかげなので、日々乗るたびにお客様への気持ちを確認しているのだとか。またフェラーリ という走りを追求した究極の車を乗ることによって、自分自身も究極になる、そういう意識でやってきたそうです。男前ですね。ちなみにルックスもかなりのイケメンなので、非の打ち所がありません。
参考:youtube https://www.youtube.com/watch?v=i3T8kI4tjII
かなり長くなりましたので、このあたりにしておきます。
「挨拶」の大切さについて説いていらっしゃいますね。「挨拶」はもとも禅語 、そう考えると、ますます「挨拶」のありがたさが身に沁みます。
「行動が先、考えるのは後」この意見は、他の成功者の意見とも一致しています。 以前紹介させていただいたGACKT の著書でも同じ事が書いてありました。禅語でいうところの「禅即行動」 だと思います。
落ち込んでいいのは「3分」まで。これも禅語でいうところの「獏妄想」 に近いものを感じます。
私は本書を読んで以来、努力して朝方の生活を心がけています。セミ ナーなどでもできるだけ前のほうで受講するようにしています。
きっと山下さんご本人は情熱あふれる方なのでしょう。読み手である私もパワーをいただいたように思います。とてもインパク トのある書籍でした。
以上、参考になりましたら幸いです。
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